22.チャイルドコーチング、「リクエスト」と「許可」

【リクエストスキルについて】

目標に向けて行動を子どもが決めたけれども、一歩を踏み出せないでいる子どもは多いものです。

その背中を押してあげるために「リクエスト」スキルを活用しましょう。

 

例えば、「期限」や「区切り」を設定してあげることで、子どもの行動を明確にしていきます。

 

「試しに一回やってみて、結果を私に教えてもらってもいい?」

「目標の〇〇に向けて、今週は××をやってみようか?」

 

これらの投げかけをすることで、子どもに「強制的にやらせる」のではなく。「あなたが決めたことを応援してるよ」というメッセージを伝えましょう。

 

【提案とリクエストの違い】

提案とリクエストは似ていますが、厳密には違います。

提案は「こんな方法もあるんだけど、どう思う」と子どもの前に答えを置いてあげるイメージです。

一方、リクエストは「こんな方法があるんだけど試してみない?」と子どもの手の中に答えを渡してあげます。

こうしてみると、リクエストの方がやや強制力があるように感じますが、きっとこれまでのコーチングを実践して、信頼を得ていれば子どもは好意的に捉えてくれるはずです。

 

【前置きとなる許可スキルについて】

提案スキルとリクエストスキルはややもすると、指示・命令に受け取られかねません。

その前段階として、一度子どもの意思を尊重する許可を得ておくといいでしょう。

具体的には、

「ひとつ提案があるんだけど、伝えてもいいかな?」

「ひとつお願いがあるんだけど聞いてくれる?」

と投げかけをすることです。

 

そうすることで、提案やリクエストを受け入れる準備が子どもにできます。

 

恐らく、ほとんどの場合は「いいよ」と答えてくれるでしょう。

 

一方で、「やだ」とか無言があり、許可を取れなかった場合は、別のアプローチを考える必要があります。

 

その際は、本人が何かやりたい、意志が既に決まっている場合もあるので、質問スキルと受容スキルを使って、子どもの「やりたい」を引き出してあげましょう。

 

次回は、「フィードバック・直感」スキルについて解説していきます。


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