9.傾聴に必要な「受容」について

【人を受け入れる雰囲気作り、あなたはできてますか?】

 

今回は、傾聴スキルを深掘りして、「受容」について解説していきたいと思います。

 

受容とは、「人を受け入れる」ことです。

 

どんなに上手い言葉で質問を投げ掛けても、この受容の体勢が取れていないと、子どもは敏感に察知し、本音を言いたがりません。

「質問=コーチング」ではないのです。

 

例えば、子どもが宿題をやらなかったとします。

その時に親が、怒った顔で腕組みしながら「怒らないから、なんで宿題やらなかったのかな?」

と言っても子どもは、「どうせ怒られるからなんとか誤魔化せないか」と考えたりするでしょう。

 

大人だって、上司に「なんで今月の売上達成してないの?」と詰められたら答えに窮するでしょう。

 

子どもも一緒です。

 

この時に必要なのが「受容」です。

 

受容で大事なポイントは、「言語でのコミュニケーション」ではなく、「非言語でのコミュニケーション」です。

 

「非言語のコミュニケーション?」

 

って思うかもしれませんが、簡単です。

 

非言語コミュニケーションとは、「音声」「顔」「身体」でのコミュニケーションを表します。

 

例えば、

 

「音声」

・声の大小

・声の高低

・話すスピード

・アクセント

・間の取り方

 

「顔」

・表情

・視線

・うなずき

 

「身体」

・姿勢

・身振り/手振り

・立ち振る舞い

 

などです。

 

もし、コーチングを試してみて上手くいかなかった場合、うまく意見を引き出せなかった場合、この「非言語のコミュニケーション」がうまくできていない可能性があります。

 

序盤の例のように、「言語のコミュニケーション」と「非言語のコミュニケーション」にギャップが生じているのです。

どうしても本音を引き出すこと、前向きな意見を引き出すことができないと感じたら、このギャップが生じていないか考えてみてください。

 

コミュニケーションの影響力は、

 

『顔・身体 > 音声 > 言語 』です。

 

そのため、まずは「顔・身体」→「音声」の非言語コミュニケーションにより、相手を受容する体勢を整えてください。

その後に質問スキルなどの「音声」、つまり言語コミュニケーションが必要となります。

 

それでは、次回は「質問」スキルについて解説していきたいと思います。


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