子育て支援Blog

20.目標と現状のギャップを把握する

万城目賢治

20.目標と現状のギャップを把握する

【目標へのギャップを乗り越えるには?】   コーチングを行う上で、避けて通れないのが、子どもの目標と現状のギャップです。 目標と現状が明らかになると、必ずその間にギャップが生じます。   そのギャップを埋める対策を「子ども自身が探る」ことを助けるのが、コーチである大人の役割です。   そして、そのギャップを埋めるためのキーワードは「子どもが自分ごと」としてギャップを捉えること、つまり自分で変えることのできる部分に焦点を当てるようにします。 そのための質問として、以下の4点が有効です。   ①自分がコントロールできることとできないことを分別する 「自分で変えれないことは何?」 「自分で決めれることは何?」   ②自分ごととしての解決策を考える 「その人にそうしてもらうにはどうすればいいかな?」 「自分の行動の何を変えればうまくいきそうかな?」 「相手にどう伝えたら分かってもらえるかな?」   ③今、自分ができることを具体的に考える 「何からだったらできそう?」 「今日ひとつだけやるとしたら何をやる?」 「10分、時間を作るとしたらいつ作ろっか?」   ④原因の一部が自分にあると仮定する 「もし、言い方を変えるとしたら?」 「今までと違うやり方をするなら?」 「自分から行動を起こすとしたら、どう行動する?」   ここで注意しなければいけないのは、「人のせいにしないで自分ごととして考えなさい」というような強いる質問になってはいけないことです。 恐らく子ども自身も本当は自分の行動次第で状況を変えれることを頭では分かっていると思います。   あくまで、子どもに共感しつつ、「答えは子ども自身が持っている」ということを忘れずに、接していきましょう。   次回は、子どもが返答に困っている際に使える「提案スキル」について解説していきます。

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19.子どもの現状把握とコーチの関わり方

万城目賢治

19.子どもの現状把握とコーチの関わり方

【子どもが現状把握できるようになる質問力】 まずは、子どもの目標をサポートしましょう。その目標に対して現在がどのような状況にあるのか、現状把握をしっかりさせる必要があります。   そうしないと方向を見誤った際に、正しい修正ができないからです。 大切なのは、子ども自身の主観のみに頼らず、子ども自身が客観視できる力を養うこと。   そのため、以下の視点から子どもを促してあげましょう。   ①親などの周囲の大人(第三者)が見た子どもの現状 ②子ども自身が自らを客観視したときの現状   特に、②は子どもにとっては難しいものです。 その時に、以下のような質問をしてあげましょう。   「今、(目標に対して)どんな状態かな?」 「どこまでできているの?」 「目標達成された状態を100点とすると今は何点くらい?」   そして、①の周囲からの子どもの現状と比較して、   「他の人から見える自分をどう感じた?」 「自分自身と第三者の見え方でギャップが大きいところと、小さいところはあった?」 「ギャップの大小は何が原因だと思う?」   これらの現状把握へのステップを踏んで、改めて子どもは「周囲と自己認識のズレ・合致部分」などを把握し、現状把握ができるようになります。 そして、子どもへ「自分と向き合って何を感じたかな?」と質問を投げかけることで、本音を引き出し、子ども自身も「自分はこのようなことを考えているんだ」という気づきを得ることができます。 こうして子どもの自己認識が高まっていくのです。   次回は、目標と現状のギャップ対策を解説していきます。

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18.目標・目的の明確化

万城目賢治

18.目標・目的の明確化

【子どもの個性を尊重した目標を!】   今回は、目標設定に関するコーチングです。   あくまで、大人が設定するのではなく、子どもが目標を設定することを忘れないでください。 「答えはいつも相手の心にある」というコーチングの心構えを忘れずにいましょう。   目標設定のポイントとしては、以下の通りです。   ・目標の先にある目的について考える ・自分のうちにある目標に気づくまで考え抜く ・自分の行動や変化、成長を確認する ・今までの体験から目標を引き出す ・目標を継続的に確認することで、行動が目的になってしまうことを防ぐ   そして、大切なことは効果的な目標設定は子どもによって十人十色。 具体的な数字目標に向かって努力できるタイプもいれば、「こうあれば幸せ」と抽象的な目標で努力できるタイプなど様々です。   そのため、子どもの「本当の目標」に到達するまでは、時間がかかるかもしれません。 それでも子どもが自然とやる気になる、主体的な行動に繋がる目標設定をサポートしましょう。   具体的な質問方法としては、以下の通りです。   ▼目標・目的を引き出す 「どうゆう状態になれればいいと思う?」 「何を達成したい?」 「理想の状態はどんな状態?」 「解決したいことはどんなこと?」   ▼過去の達成経験に焦点を当てる 「何をしている時に充実感を感じた?」 「これだけは譲れないと思うことはある?」 「時間を忘れるほど熱中したことはある?」   ▼真に叶えたい目標かどうか確かめる 「なぜその目標を達成したいの?」 「その目標を達成することで、人生でどれくらい重要?」 「その目標を達成したら、次はどんな目標を設定したい?」   ▼自分が決めた目標に責任を持って取り組む 「この目標の先にあることは、なんだと思う?」 「辿り着きたい目的に繋がりそう?」   このような質問をすることで、子どもはより深く目標について考え、行動しやすくしてあげます。 そうすることで、やる気を高め、自主的に活動できるようになるでしょう。   次回は、子どもの現状把握のための質問についてです。

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17.コーチングのプロセス

万城目賢治

17.コーチングのプロセス

【コーチングにより目標達成!そのプロセスとは?】   今回はコーチングの基本プロセスについてです。   事前準備:「環境を整える」 →子どもの話をしっかり聴き、信頼関係を築き、子どもの望むテーマのコーチングをする   ステップ1:「目標・目的を明確にする」 →子どもが達成したい目標・目的を具体化する。 「どうなりたい?」「どうすれば目標に辿り着けるかな?」   ステップ2:「現状を把握する」 →目標に対して、どのような状況下を明確にする。現在地と目的地を確認し、その道のりをイメージさせます。 「今はどんな状態だと思う?」   ステップ3:「ギャップを埋める行動を考える」 →目標と現状を確認すると、必ずそこにはギャップがあります。そのギャップを埋めるための必要な行動を探る質問をします。 「どうすればできそう?」   ステップ4:「具体的な行動計画を立てる」 →ギャップを解消し、目標へ向けて進むためにどう行動するのかを時間の区切りを設定してプランを立てる。その際に、大人が正しいプランを作るのではなく。あくまでも子どもの中のアイデアを引き出すように努めます。 「何からやる?」「いつやる?」   ステップ5:「行動した結果の振り返り」 行動計画を実行した結果、うまくいかないこともあります。うまくいかない場合は、ステップ2〜4を繰り返し、サポートする。 「やってみてどうだった?」「次はどうしよっか?」   これらのステップのうち、ステップ1〜3は時を前後しながら根気強く行う必要があります。   こららのステップを用いて、「子どもの内側にある想いを整理、自ら実行につなげる」ことに重きを置きましょう!   次回以降は、各ステップについて詳細に解説していきたいと思います。

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16.チャイルドコーチングと遺伝子検査の可能性

万城目賢治

16.チャイルドコーチングと遺伝子検査の可能性

【子どもの可能性をグーンと高める】   今回の内容は「コーチングのプロセス」とは別に、子どもの可能性を広げる方法についての解説をさせていただきます。   子どもの才能は諸説ありますが、先天性(遺伝的なもの)が60%、後天性(環境・努力)によるものが40%と言われています。   その中で、先天性なものを判断する基準は図ることができます。 それは、当社も販売している遺伝子検査(@kenji__manjome ▼子どもの才能がわかる?!遺伝子検査はこちら▼ sodachi-school.com を参照してください)による診断です。   これにより、子どもの「学習能力」「運動能力」「感性・性格・ストレス耐性」などが把握できます。   これらの子どもの特性を把握することができれば、育児のイライラや習い事への悩みなどを解決できるのではないか? ひいては 育児への自信のなさから繋がる、虐待などの悲惨なニュースを減らせるかもしれない。   そう思い、遺伝子検査キットの販売を始めました。   一方、遺伝子検査が、その判定内容を信じすぎて子どもの可能性を狭める可能性も孕んでいます。   そこに、子どもへのコーチング。 いわゆるチャイルドコーチングを用いれば、子どもの可能性を狭めることなく、子どもたちの健全な成長を支援できるのではないか?   その想いで記事の執筆と遺伝子検査の販売を開始しました。   スポーツ業界では、幼少期に遺伝子検査による子どもの特性把握を古くから行ってきました。 国立スポーツ科学センターなどでは、遺伝子検査を用いたスポーツエリートの養成を行っています。   その環境を普段の子育てにも生かしてほしい。   子どもの可能性をどんどん広げられる環境を作りたい。

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